こうでいの探訪記

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【滝】燕の惣滝[新潟県 妙高市]

【滝】燕の惣滝[新潟県 妙高市

《訪問年:2012年》

新潟県 妙高市にある滝です。

【惣滝】という名前で「日本の滝百選」に選ばれています。

落差80mの直瀑で勢いよく水が流れ落ちている豪快な滝です。

 

周囲には「つばめ溶岩」と呼ばれる輝石安山岩の断崖が連なっています。

新緑も美しいと思いますが、紅葉の時期が特に有名で多くの観光客が訪れます。

滝までの道中では周囲の山々の紅葉が一望出来るので、ただ歩くだけでも十分楽しめます。

また、あちこちに源泉があり湧き出した温泉水が川に流れ込んでいます。

 

滝への道は滝手前で終わっているので下部を見る事が出来ません。

ただ、道の終わりから少し沢歩きをすると滝前まで行けます。

手前からの眺めも十分に美しいですが、せっかくなので行ってみるのも良いかと思います。

 

滝へは燕温泉の駐車場から徒歩30分程掛かります。

アップダウンは後半(河原の湯以降)にあります。ぬかるみ等もあるので汚れても良い靴で行く方がいいです。

また、滝前まで近づく際は沢沿いを歩くのでトレッキングシューズくらいがおススメです。

滝手前は断崖の上を歩きます。足元には注意です。

 

妙高山登山道を数分登った所に展望台があります。

かなりの遠望になりますが惣滝を眺める事が出来ます。

山並みを眺めるのであればこちらの方が開けているのでいいかと思います。

 

妙高山は温泉地としても有名ですが、その中でも一番標高の高い場所(標高1100m)に秘湯「燕温泉」があります。

数件の旅館と土産物屋が斜面にこじんまりと並んでいて、山中の温泉地らしい良い味を醸し出しています。

日帰り入浴の出来る旅館もあるので、滝へ行った帰りに入って疲れを癒してみてはどうでしょうか

 

また、燕温泉には無料の露天風呂もあります。

妙高山登山道を5分程登った所にある「黄金の湯」と、惣滝手前にある「河原の湯」が整備されている露天風呂です

その他にもそこらじゅうからお湯が湧き出しているので、河原を掘っただけの露天風呂がいくつかあります

 

燕温泉の駐車場です。

ここから歩いて登ります。

駐車場に雪国らしい車が!?

この時期は周囲に馴染まず異彩を放っています。

豪雪地帯なので積雪時は履帯の方が役に立つのでしょう。

登山・日帰り者用駐車場は温泉街から少し離れています。

宿泊者用は旅館のすぐ傍にあります。

温泉街の入り口。

温泉街を抜けた所で、登山道と滝道が分かれます。

滝道へ。

そうめん滝。

名前の通り、そうめんの様に細い滝です。

滝道に入り数分行った反対側にあります。

紅葉真っ盛りには早いですが、緑も混じり十分に綺麗です。

吊橋の脇から下りると「河原の湯」があります。

混浴でオープンなので恥ずかしい方は水着の用意を。

道の脇から温泉成分を含んだ水が湧き出しています。

水は残念ながら冷たかったです、、、

硫黄臭がすごいです。

滝道での難関場所。

下は20m程の崖なので足元には注意です。

この下にも露天風呂があります。

崖下にある露天風呂。

自然のままにといった雰囲気です。

遮る物は一切ありません。

滝が少しずつ見えてきました。

終点の展望台?から。

道はここで終わります。

岩に張り付けられていた看板。

とても美しい滝です。

展望台から見える全景。

沢沿いに岩を越えて行くと滝前に回り込む事が出来ます。

滝前から。

水飛沫がかなり舞っています。

80mの直瀑なので、大きさに迫力があります。

滝壺はほとんどありません。

滝前からも眺めても美しい滝です。

奥の白飛びしている所が展望台付近です。

足場が悪いのと落石に注意です。

ここでも湧き出していました。

今度は妙高登山道の方へ。

看板の向こうに無料の露天風呂があります。

少しぬるいですが良いお湯です。駐車場から10分程なので時間があればぜひ。

黄金の湯を過ぎた先に展望台があります。

距離があるため遠望ですが、惣滝を望む事が出来ます。

谷合が良い味を出していて、近くで見るのとは違う景色が広がります。

登山道の途中から。

この道は光明滝・称名滝へ行けるそうです。

惣滝を別角度から遠望出来ます。

 

行き方:

 上信越道 妙高高原I.Cから赤倉温泉を通りさらに妙高山の方へ(県道39号線か県道396号線)行きます。

 道なりに行けば終点が燕温泉です。

 また、国道18号線から妙高S.A下を通る県道39号線を妙高スキー場方面へ上っても行けます。