
【滝】布引の滝[兵庫県 神戸市]
《訪問年:2014年》
兵庫県 神戸市にある滝です。
雄滝、夫婦滝、鼓滝、雌滝の4つの滝の総称です。
昔から名瀑として知られ、平安時代の歌集や和歌に登場しています。
那智の滝(和歌山県)、華厳の滝(栃木県)とで日本三大神滝と言われ修験道行場となっていました。
日本の滝百選に選ばれています。また、滝のある布引渓流は名水百選にも選ばれています。
主瀑は雄滝で高さ43m、滝壷の面積430㎡、深さ6.6mとなっています。
滝の横には5つの甌穴があり、最大のもので10畳ほどの広さがあるそうです。
そこから竜宮城に続いているという伝説があります。
雄滝の滝壷から流れ落ちているのが夫婦滝で高さ9mです。
観瀑台から雄滝と夫婦滝を眺める事ができます。
遊歩道を少し下った所にあるのが鼓滝で高さ8mです。
観瀑台の様になっていますが、木々が邪魔でよく見えません。
最も下流にあるのが雌滝です。高さは19mです。
滝下流には「雌滝取水堰堤」と呼ばれる水道施設があります。
1900年(明治33年)に完成した上水道用の取水設備で、堤高7.7m、堤長19.3mのアーチ式コンクリート造堰堤となっています。
型枠代わりに石を使っているので石積みの様になっていますが、中身はコンクリート造です。
上流にある「五本松堰堤」などを含め「布引水源地水道施設」として国の重要文化財に指定されています。
現在も使用されている重要な水源地となっています。
歴史のある滝にしては市街地の近くにあり遊歩道が整備されており、山陽新幹線 新神戸駅から一番下流にある雌滝まで上り坂ですが徒歩8分で着きます。
雌滝から上流の雄滝までは、さらに8分となっています。

雄滝。
遊歩道からです。

観瀑台。
ゆっくり眺める事が出来るスペースがあります。
手すりのすぐ下に夫婦滝があります。

滑らかに流れ落ちています。

夫婦滝。
雄滝の滝壺からそのまま落ちています。

鼓滝。
遊歩道からはほとんど見えません。

雌滝。
手前にあるのが「雌滝取水堰堤」です。

雌滝。
堰堤の水が溜まっているため元の滝壺がどうだったかは分かりません。


堰堤全景と取水口の建物です。
この年代の建築物はデザインが秀逸で、全国に優れた施設が残っています。

雄滝のさらに上にある展望台。

木々が生い茂っており見晴らしはよくありません。
新神戸駅前にあるタワマンの方が高い、、、です。
行き方:
専用の駐車場は無いため、新神戸駅周辺のコインパーキングに停めて歩く事になります。