《訪問年:2017年》
知る人ぞ知る名瀑のひとつです。
滝の水が洞穴の内側に向かって落ちている珍しい構造の滝です。
木々の緑と相まり、とても美しい景観となっています。
滝は洞穴の中に向かって岩の窪みから落ちています。
長時間露光の利点で、泡がくるくる回っているのが良い感じです。
ドーム状になっている洞穴上部の岩の切れ目からから差し込む光が相まって、神秘的な雰囲気を出しています。
かつては女人禁制で、修験者が修行をしていたという伝説もあります。
木々と苔の緑の調和が絶妙な滝だと思います。
洞穴は奥行きが無いので滝全体を写真に納めたい場合は広角レンズが必要です。
天候が悪く霧で真っ白の中での撮影でした。
ただ、そのおかげか外が明る過ぎにならずに済みました。
ここからは道中の紹介です。
右側の小道が滝へのルートです。
中程までは綺麗に整備された道が続きます。
途中にあるガレ場。結構な急斜面です。
写っているのは、一緒に行った友人のY田さん。
ガレ場を過ぎると谷間に降ります。
沢沿いを進みます。
岩肌や木々の葉が雨で濡れていたため、鮮やかでとても綺麗でした。
滝のある洞穴です。
外からは滝が見えません。
洞穴途中から見た外側。
足場が不安定なため、トレッキングシューズや長靴があった方が安心です。
洞穴奥が滝となります。
駐車場にあった地図です。
片道おおよそ1.2km程歩きます。
行き方:
国道9号線から兵庫・鳥取県境手前にある県道262号線に入ります。「おもしろ昆虫化石館」が目印です。
2kmほど行った所に「シワガラの滝」と書かれた看板がある道へ入ります。
道なりに看板に従って行くと駐車場があります。5台分程のスペースがあります。