《訪問年:2015年》
上流にある川原毛地獄で湧き出した温泉が川の水と混ざった日本では珍しい温泉の滝となっています。
滝壷が天然の露天風呂となっており、水着着用であれば入浴可能です。
温泉というよりも川遊びに近い感じですが、水が温泉なので不思議な雰囲気があります。
泉質は世界でも珍しい強酸性温泉で、飛沫がかかると目などにかすかに刺激があります。
混ざっている温泉は高温のため地獄付近で直接浸かるのは危険ですが、下流にあたる滝付近でちょうど適温となります。
沢水の多少や気象条件により温度変化が激しいそうで、訪れた際は少しぬるかったですが、熱い時は40℃を超す事もあるようです。
入浴に適した期間は夏季(7月上旬~9月中旬)となっています。
冬季閉鎖中は入ることが出来ません。
電気・水道が来ていないため、自販機等が無く飲料水の補給が出来ません。
事前に用意が必要です。
川原毛地獄は、恐山(青森県)、立山(富山県)とで日本三大霊地の一つと言われています。
曇り空・駐車場付近の川の様子は下記のページを参照ください。
同じく晴れ空の様子は下記のページを参照ください。
天然の打たせ湯。
滝壷が露天風呂となっています。
川遊びと温泉が同時に楽しめる不思議な滝です。
木の通路の奥に更衣所があります。
駐車場からは少し距離があり、足元も悪いためここで着替えるほうが良いと思います。
滝への入り口は、地獄と反対側にあります。
水温が高いためコケが良く育っています。
滝の遠望。
湯気が立っていて不思議な感じです。
温泉成分表が駐車場にあります。
泉温が約95℃と源泉での入浴は危険です。
行き方:
湯沢市内から国道13号線を南下し、湯沢横手道路 須川I.Cから県道51号線に入ります。
高松川沿いに進み、三途川を渡った先で右折し山に入ります。(看板があります)
道なりに進んだ終点が駐車場です。