《訪問年:2012年》
落差55mの直瀑で「日本の滝百選」に選ばれています。
「なえなたき」と読みます。苗江滝、南井滝、地震滝とも表記されているそうです。
新潟県と長野県の県境を流れる関川にあります。
柱状節理の玄武岩壁から一気に流れ落ちています。
以前は落ち口に岩があり滝は左右に分かれていましたが、高田藩が上流で伐採した木を流した際に岩が欠けて現在の姿になったそうです。
水量が多く、地震の様な轟音を轟かせながら落ちる様から別名「地震滝」はとも呼ばれています。
特に見応えがあるのが、雪解け水で水量が増える春先と周囲の山が色付く紅葉の季節です。
滝の少し下流に吊橋があるので、真正面から眺める事ができます。
4連から成る滝ですが、二・三・四の滝へは道が無い為、行く事が困難です。
駐車場から滝までは遊歩道が整備されており、徒歩15分ほどとアクセスのしやすい滝です。
全景。
訪問した時は紅葉まで少し早かったため緑が多く残っていました。
鮮やかな紅葉も良いですが、いろいろな色が混ざった
まだら模様のような状態も良いと思います。
観瀑台から。
柱状節理の岩壁から落ちる豪快な滝です。
水量が多いため虹が出来ていました。
滝壺周辺。
大きな岩がゴロゴロしています。
下流から沿って行けば滝壺前に行けそうではあります。
滝前に架かる吊り橋。
滝を正面から眺める事が出来ます。
紅葉の全盛期はとても綺麗だと思います。
行き方:
上信越道 妙高高原I.Cを南へ500m程行った所に県道39号線があるので入ります。
杉野沢集落の先で県道から逸れます(看板があります)
道なりに行けば終点が駐車場です(駐車場とアクセスルートは新潟県側にあります)