《訪問年:2014年》
福井県 若狭町 常神(つねがみ)半島の先端にある国の天然記念物にも指定されている蘇鉄(ソテツ)です。
根元から樹高4.5~6.5mの支幹5本と1.5~3mの支幹3本の8本が株分かれする大蘇鉄です。
樹齢は1000年以上(1300年とも)と言われています。
日本海側では最も北にある蘇鉄とされています。
元々暖かい地域で育つ木なので、冬が寒い日本海沿岸でこれほど大きく育つ事自体が珍しいそうです。
自生か植えられた物なのかは分からないそうですが、地元には漂着したインド人が植えたという言い伝えがあるそうです。
蘇鉄の自生北限が鹿児島県とされているので、誰かが植えたと考える方が正しいかもしれません。
周囲を民家が取り囲むように建っています。
車道のある港から奥に入った所にあるため、看板が頼りです。
背の高いソテツなので、葉の部分が上の方にあります。
樹齢1000年以上とされていますが、元気そうな感じです。
民家の庭先にあります。
二階の窓と同じ高さまであります。
港からソテツまでの行程です。
よくある田舎の漁村といった雰囲気です。
看板に沿って進みます。
初っ端から狭いです。
集落の中を抜けて行きます。
看板が無いとたどり着く事は出来ないと思います。
最後は民家の間の路地を抜け庭先に出ると到着です。
行き方:
舞鶴若狭自動車道 若狭三方I.Cより国道27号線・国道162号線を経て三方五湖の西岸で県道216号線に入ります。
県道を道なりに終点まで行けば常神の集落となります。
車は港付近に停めます。