《訪問年:2023年》
日本で一番大きな湖である琵琶湖の最狭部にあります。
出島は「でけじま」と読みます。
灯台といえば海岸線に建てられているイメージが強いですが、大きな湖の琵琶湖にも存在します。
初点は近代灯台の中でも古く1875年(明治8年)です。また、他に類を見ない木造灯台です。
点灯時の光源はランプで、後に電灯へ変わりました。
構造は高床形式で、四隅に立つ四本の柱と中心に立つ支柱の計五本の柱で支えられています。
灯台ですが、洋式灯台とも日本古来の灯篭とも違う独特な形となっています。
初点は1875年(明治8年)です。
1918年(大正 7年)電化。
1961年(昭和36年)第二室戸台風により倒壊寸前の状態となる。
1973年(昭和48年)保存運動により復元。
1989年(平成元年)点灯が再開。
塔高7.9mの木造灯台です。
灯台というよりも外灯に近い感じです。
光源は電球。
現在も点灯しているそうです。
灯台横に設置されている説明看板。
五本の柱で支えられています。
裏側から見上げた感じ。
滋賀県でよく見られる焼杉が使われています。
出島の灯台がある岬は琵琶湖の最狭部となりますが、対岸まで1.35kmあります。
湖側から。
こちら側から見ると独特な形をしているのがよく分かります。
北側には琵琶湖大橋が見えます。
琵琶湖では大型船が運航されているため、船が通過出来る構造の橋となっています。
この橋を境に北側を「北湖」、南側を「南湖」と呼ばれています。
大型船の一つである学習船「うみのこ」
灯台前。
ベンチが置かれているので、ちょっと休憩するのに良い所です。
横の広場から。
古くからある集落の中にあります。
行き方:
堅田の市街地から内湖方面に行きます。
内湖大橋を渡った先の交差点を左折、しばらく北上すると信号機のある交差点があるので右折します。
2車線道路から1車線になる四差路の交差点を左折します(路地の様な道)
一つ目の右へ入る道へ曲がると突当りが灯台です。