《訪問年:2011年》
無人駅で”ゆびそ”と読みます。
隣の土合駅と同じくホームが地下にあるトンネル駅です。
駅舎はコンクリート造の綺麗な建物に建て替えられています。
駅舎と上りホームは地上にありますが、下りホームは新清水トンネル内にあります。
ただ、トンネルの坑口付近にある為、内部はそんなに暗くありません。
地下ホームの真横に駅舎を設けたため、通路も淡いスロープ状になっているだけで階段はありません。
駅舎よりもトンネル内の方が高い位置にあります。
通年営業のトンネル駅は日本に5駅あります。
【今回紹介】
開業は1931年(昭和6年)です。
1931年(昭和 6年)上越線の駅として開業(別の場所にて)
1949年(昭和24年)現駅付近に大穴仮乗降所を新設。スキー客向けに営業。
1963年(昭和38年)現駅付近に新湯檜曽信号所を新設。大穴仮乗降所を廃止。
1967年(昭和42年)新清水トンネル開通(上越線複線化)に伴い駅として移転。
2010年(平成22年)新駅舎供用開始。
左が地上ホーム(上り線)で、右がトンネル内ホーム(下り線)です。
下り線ホームへ。
ホームの方が高い位置にあるため、スロープは上り坂となっています。
列車入駅。
トンネル坑口からすぐなので、全体的に明るいです。
通路正面付近に停車します。
扉は手動開閉。
戻って上り線ホームへ。
上り線ホーム。
同じ駅なのに雰囲気が全く違います。
ホーム端より。
新清水トンネル開通前は単線でした。
当時はまだトンネル技術が未発達だったため、ループ線となっています。
水上方面の列車が下ってきます。
一瞬、山陰に隠れてトンネルから出てきます。
行き方:
前橋市から国道17号線を北上して、みなかみ町で国道291号線に入り、さらに北上します。
国道沿いにあるのですぐに分かります(看板もあります)
土合駅と違いこの駅は集落内にあります。