こうでいの探訪記

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【風景】洗い越し(県道34号線)[滋賀県 東近江市]

【風景】洗い越し(県道34号線)[滋賀県 東近江市

《訪問年:2011年》

滋賀県 東近江市にある洗い越しです。

洗い越しとは川が道路上を横切る構造になっている道の事です。

数が減ってしまい日本では珍しくなってきています。

県道34号線には他にもいくつかあったそうですが、改修され残っているのはここだけです。

 

川底はタイヤが埋まらないように石畳になっています。

苔などで滑るので歩きで渡る時は注意がいります。

渡しの板などが無いので、雨の後などは徒歩で渡るのに苦労します。

 

坂道の途中のカーブにあるので周囲は広くなっています。

県道34号線自体は酷道険道)ですが、生活道路にもなっているため一部で路線バスが走っています。

近くには廃村があったりと、限界集落の問題を目の当たりに出来る道です。

 

川が道路の上を流れています。

道に水が流れ込まないように中央が若干窪んでいます。

車が通る様子。

タイヤが通る箇所以外は苔生しています。

川底?路盤?は石畳となっています。

遠目から見た感じ。

パッと見は溢れ出した水溜りのような雰囲気です。

ここからは冬の様子。

冬季通行止めにはなりません。

水量があるため凍結せず、川の部分のみ路面が見えています。

車の往来は多いようです。

近くの県道229号線にある廃村付近。

雪に覆われています。

滋賀県も北部は結構な降雪量があります。

 

行き方:

 県道34号線へは多賀町で国道306号線を東へ行くと分岐します。

 また、八日市市で国道421号線を東へ行き、永源寺ダム越えた先でも分岐します。

 途中で接続する県道229号線との交差点から東へ500m程の所にあります。