《訪問年:2012年》
近く(南東に5.5km)にある龍頭ヶ滝と合わせて「龍頭八重滝」として日本の滝百選に選ばれています。
渓谷内1.5kmに渡って滝が点在しており、名前の通り8つの滝から成っています。
下流から猿飛滝、滝尻滝、紅葉滝、河鹿滝、姥滝、姫滝、八塩滝、八汐滝です。
主瀑は八塩滝、八汐滝(どちらも「やしおだき」と読みます)でもっとも上流にあります。
落差は40m、段瀑で上段が「八汐滝」、下段が「八塩滝」となっています。
上段の「八汐滝」
下段の「八塩滝」
八汐滝は登山道を少し上ると見やすいです。
下流の滝を紹介します。
最も下流にある「猿飛滝」
「滝尻滝」
滝前は細くなっているので近付けません。
緑豊かな渓谷が続きます。
不思議な形をした窪みがある岩がいくつかあります。
石が水の力で削っていったものと思われます。
遊歩道が整備されているので歩きやすいです。
「紅葉滝」
主瀑以外は小さな滝が多いです。
変化に富んだ渓谷です。
「河鹿滝」
「姥滝」
滝口の上に橋が架けられているので覗き込めます。
「姫滝」
滑らかな流れが特徴的です。
最後に主瀑の「八塩滝」と「八汐滝」があります。
行き方:
広島県、島根県を縦断する国道54号線を進み、雲南市掛合町入間で集落へ向かう道に入ります。
国道から入ってすぐに最も下流にある猿飛滝があります。看板があるのですぐわかります。
駐車場から一番奥の八塩滝、八汐滝まで徒歩約25分です。