《訪問年:2012年》
過去に行われた滝百選の人気投票で1位にもなるくらいの名瀑です。
落差120m、幅73mの大きな滝ですが、冬季には氷瀑になる事があります。
この滝には「四度の滝」という別名があります。
滝が4段で流れ落ちる様からという説と、昔訪れた西行が「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と滝を絶賛して言ったからという二説あります。
どちらにせよ、また行ってみたいなと思うほどの雄大な滝です。
滝壺で川の向きが90度変わるため、滝見台が滝の真正面にあります。
また、谷が深いので目と鼻の先で滝を眺める事が出来ます。
滝見台へはトンネルとエレベータを使って行きます。(有料です)
滝の側面と上部の一部はハイキングコースから無料で見る事ができます。
側面にある入口からでも入場料を払えばトンネルに入る事が出来ます。
第2観瀑台(上部)から見た全景です。
ここからは下段を全て見る事は出来ません。
反対に第1観瀑台からは上段を見る事ができません。
上段のアップ。
これだけ水量のある滝が凍るとは驚きです。
第1観瀑台から。
下段を目の前で見る事が出来ます。
眼前に滝が広がっており、迫力があります。
観瀑台の真下(滝壷)で向きが90度変わります。
吊り橋までは無料で行く事が出来ます。
側面にあるトンネル出入り口から。
滝を真横から。
吊り橋から見る事が出来ます。
左上のコンクリート躯体が第1観瀑台です。
吊り橋を渡り駐車場方面に行くと、奥にある滝へ行く道(山頂へのハイキングコース)があります。
最初は階段ですが、途中からよくあるハイキングコースに変わります。
木々の間から滝の上段が見えます。
上流にある滝。
20分弱で来れますが、一気に上るので大変でした。
戻り、駐車場側へ進んだ先にある売店から。
ここからはトンネルの紹介です。
1979年12月に開通した、延長276.6m、幅4m、高さ3mのトンネルだそうです。
内部はそこそこ明るいです。
一番奥に社がありました。
右手が第1観瀑台となります。
第2観瀑台へ向かうエレベータ乗り場。
紅葉の時期には大勢の観光客が来るそうです。
行き方:
常磐自動車道 那珂I.Cから国道118号線を北上し、JR水郡線 袋田駅付近で国道461号線に右折してすぐ先にある県道324号線に入ると突当りが駐車場です。
常磐自動車道 高萩I.Cから国道461号線を西へ向かっても行けます。
主な駐車場は県道終点付近にある土産物屋です。