
《訪問年:2016年》
1912年(明治45年)3月初点の日本最初のコンクリート造灯台です。
古くから重要な港であった清水港への安全な入港の為に建設されました。
最近まで有人灯台であり、1994年(平成6年)に無人化されました。
頂部の風見鶏が、羽衣伝説にちなんで羽衣の天女となっています。
最後の灯台守として勤務されていた職員の家族がデザインしたそうです。
「三保灯台」と呼ばれるている事がありますが、正式名称は「清水灯台」です。
日本三大松原の一つである「三保の松原」の中にあるためかと思います。
塔部は日本初の鉄筋コンクリート造の灯台で、八角形の平面形状は大正期以降のコンクリート製灯台の規範となりました。
また、国内に現存する最古級の鉄筋コンクリート造構造物としての価値もあります。
歴史的に貴重な文化財として、重要文化財・近代化産業遺産・土木遺産に指定・選定されています。
保存灯台 Aランクでもあります。

初点は1912年(明治45年)です。
1912年(明治45年)初点。
1994年(平成 6年)無人化。
2009年(平成21年)近代化産業遺産に認定。
2010年(平成22年)土木遺産に選奨。
2022年(令和 4年)重要文化財に指定。
第6等フレネルレンズ、白色八角形鉄筋コンクリート造、群閃白光 毎20秒に2閃光、光達距離14.0海里(約26km)、塔高17.73m、灯火標高21m。

コンクリート製でデザインも近年の灯台に近いため、とても100年を超えている灯台には見えません。

形状は八角形で、大正期以降によく見られる形となっています。

灯台入り口。
ひさしが古い灯台によくある形をしています。

初点記念額。
建設時の物は内部にあるそうです。
平成7年は耐震補強を行った時と思われます。

採光窓。


積み重ねる様にコンクリートを打設した跡が見えます。
こういったところに現代との技術の差が見て取れます。

現在は空き地ですが、過去には官舎が建っていました。



灯部。
風見鶏が天女がデザインされています。

天気が良ければ富士山を望めるそうです。


空き地側には昔の大門が残っています。
門も中央が斜めにカットされておりデザイン性があります。

行き方:
静岡市内から国道150号線を海岸線沿いに清水区方面へ行き、県道199号線に入り三保方面へ。
「灯台入り口」交差点を右折し、看板通りに進むとあります。
海岸に公園の駐車場があります。地図上の目印は三保飛行場です。