こうでいの探訪記

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【風景】長篠堰堤[愛知県 新城市]

【風景】長篠堰堤[愛知県 新城市

《訪問年:2015年》

愛知県 新城市にある水力発電所(長篠発電所)の取水施設です。

長篠発電所は1912年(明治45年)に運転を開始した、日本初の立軸式水力発電所です。

当時はナイアガラ型と呼ばれ世界で最新鋭の技術でした。

名前の由来は、文字通りナイアガラ滝で有名なナイアガラに建設された発電所からきています。

現在では立軸式は大容量水力発電所での採用が多く、この程度の規模では横軸式が主流となっています。

 

堰堤本体の中央の洪水吐き?は固定されている様で、常時閉となっています。

水門を設けず自然越流で貯水量を調整しています。

天然と人工を巧みに融合した設計です。

上流は溜池となっているので、穏やかな雰囲気となっています。

「日本三大美堰堤」の一つに数えられる所以は、堰堤本体の後ろに続く取水路の余水吐きにあります。

天然石と人造石を巧みに用いた、145.5mに渡って続く越流水路から溢れる余水が本物の滝の様に流れ落ちています。

自然越流で必要な分だけを取り出し、余った分は景観として利用する、かなり手の込んだ設計となっています。

秋田県 藤倉ダム」「愛知県 長篠堰堤」「大分県 白水ダム」の三つで「日本三大美堰堤」と言われています。

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全国にある明治期~昭和初期に造られた水道施設は、機能美だけでなく芸術性にも富んだ素晴らしい建造物が多いです。

意外と身近な所にも残っているので、ゆっくり眺めてみるのもいいかもです。

水量が多く豪快に流れています。

周辺は渓谷となっており、景観に配慮した取水設備となっています。

 

行き方:

 新城市内より国道151号線を飯田方面へ行きます。

 長篠城手前で国道257号線に入り北上します。1kmほど先にある新城総合公園の北側で県道21号線に入ります。

 県道は左折しますが、そのまま直進(鳳来寺道)します。旅館・飲食店の向かいに堰堤があります。